コラム

Hakkousha便り 2024年1月号

新年おめでとうございます。
今年もお腹の中に棲む目に見えない小さな微生物さんと共に穏やかで健やかに過ごして参りましょう。

<原因不明の不調は食物アレルギーが原因かも>
体は腸内細菌との共有物であることを忘れ、好き勝手な食生活を送っているとどうなるでしょう。
腸内フローラは乱れ、悪玉菌が増え、腸内細菌の総数は減ります。
こうなると次に心配されるのは
「リーキーガット症候群」を起こしやすくなることです。
リーキーガットとは、小腸の粘膜に穴が開いて、
腸内にある多くの物質が血液中にあふれ出ることを意味します。
腸には腸内細菌がいますし、病原体が紛れ込んでいるかもしれません。未消化の栄養素もあるでしょう。
こうしたものが腸から血液中に流れ込んでしまうと、
食物アレルギー等さまざまな症状を引き起こすことになります。
腸粘膜に穴が開いてしまうのは、
腸細胞の新陳代謝のスピードはとても速くわずか一日で新旧の細胞が入れ替わり、
腸粘膜の再生を助けているのが腸内細菌なのですが、
腸内フローラが貧弱な状態にあると、細胞の新生がうまくいかず、腸粘膜に穴が開きやすくなるのです。
リーキーガット症候群の改善には、腸内細菌の数を増やして腸内フローラを整えることが第一です。
腸細胞の新陳代謝が滞りなく行われるようになれば、
腸の穴はだんだんと塞がり、それにともない不快な症状もやわらいでいくでしょう。
「発酵の素」をお召し上がりくださり、
腸内細菌がイキイキできる発酵型のお腹を育んでくださることを願っております。

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