コラム

Hakkousha便り 2024年10月号

10月の声を聞き、気候もようやく秋めいてまいりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目。お腹に棲む微生物さんと共に、
健やかさで穏やかな日々をお過ごしくださることをお祈り申し上げます。

【共生の法則 大切なことはすべて腸内細菌が教えてくれた】光岡知足
<第1章 腸内細菌が教えてくれること>
ーすべての人が頑張る必要はないー
腸内細菌どうしの絶妙なバランスは、私たちの生き方にも様々な示唆を与えてくれます。
ハチやアリなどにしても実際に働いているのは全体の2〜3割だと言われています。
その大部分は働いているのか働いていないのかわからない日和見菌のような存在なのです。
もしかしたら、そうした日和見のハチやアリも何か見えない貢献をしているのかもしれませんが、
私たちには感じとれません。でも、それで彼らの社会は十分成り立っているのです。
同様に、人間社会にも優秀な人がいれば、そうでない人もいます。
見かけだけで決めつけることはできませんが、すべての人が頑張って働いていなくても、
それで社会は十分成り立っているはずです。
全ての人が頑張らなければいけないのは、
かつての戦時中の日本がそうであったようにとてもギスギスしてしまうでしょう。
ただ自分が楽しいから頑張る、時間を忘れて一つのことに打ち込む。その結果、周りにいい影響を与える。
そうした関係が生まれていくことの方が重要でしょう。
「発酵の素」は、お腹に棲む微生物のバランスを自然に整える腸内環境の場つくりを得意としております。
発酵型の土づくりを育んで参りましょう。
※「排除せずに、競争せずに、しなやかに強く」
腸内細菌に生涯を賭けた研究者が語る人生を発酵させる生き方の哲学を月に一回、お届けしています。

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