コラム

Hakkousha便り 2020年10月号 

こんにちは。朝晩はすっかり涼しくなり、
秋があっという間に通り過ぎてしまいそうな予感もする今日この頃。
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
お腹を発酵にする本質的な健やかさを育まれ、
季節の変わり目、お身体ご自愛くださいますように。

<大腸の健康を増進する「短鎖脂肪酸」>
腸内フローラの最大勢力である日和見菌は、独自に働くことも明らかになっています。
フィルミクテス門とバクテロイデス門に属する細菌群が日和見菌に該当します。
バクテロイデス門の細菌群は、体に良い仕事をしてくれる菌であることがわかっています。
特に注目すべきは「短鎖脂肪酸」という物質をつくり出すことでしょう。
この細菌群は、野菜や果物に含まれる食物繊維やオリゴ糖を発酵し、
「短鎖脂肪酸」を生成していることがわかってきました。
「短鎖脂肪酸」の大半は、大腸が活動するエネルギー源となります。
加えて大腸の粘膜を刺激して蠕動運動を促す働きもあります。
蠕動運動がしっかり行われる腸では、
腸内細菌がエサを得やすいので腸内フローラの働きがよくなり、免疫機能も活性化します。
さらに、「短鎖脂肪酸」は全身の働きに欠かせない栄養素であることも明らかになってきました。
「腸の不調は、全身に及ぶ」とよくいわれます。
「短鎖脂肪酸」の生成量が減ると、身体各所でも活動力の停滞が生じてくるのです。

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