コラム

Hakkousha便り 2021年 10月号

こんにちは。秋空が氣持ちよく澄み渡る好季節となりました。
みなさん、お健やかにお過ごしのことと思います。
秋たけなわの季節、発酵型のお腹を育み、ビューティフルハーモニー奏でる微生物さんと一緒に、
実り多き秋となりますことを、お祈りしております。

<ピロリ菌は除菌してはいけない>
ピロリ菌は胃に住んでいて、胃がんや胃潰瘍を起こす菌として、
現在、日本の医療では除菌の対象とされています。
しかし、最近の研究により、
ピロリ菌は胃の働きに欠かせない共生菌であることが明らかになってきました。
ピロリ菌には胃酸の分泌量や食欲をコントロールする働きがあるとしています。
ピロリ菌は、これまで悪玉菌の一つとして数えられてきました。しかし本当は日和見菌です。
宿主の免疫力がしっかり働いている時には体に良い働きをする共生菌です。
ピロリ菌が悪さを始めるのは宿主がストレス過剰の状態にあって免疫力が低下している時です。
私たちの体は常在菌たちとシェアする共有物です。
体内環境を良くする努力を怠り、
胃の調子が悪い全責任をピロリ菌に負わせて排除するというのは人の勝手です。
その身勝手が、さらなる深刻な病を体に引き起こすことになるのです。
『発酵の素』をコツコツ続け、
体に棲む常在菌の環境を発酵型に心地よく切り替えるよう育んで参りましょう。

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