コラム

Hakkousha便り 2020年 2月号

⭐︎人類の祖先をたどれば細菌に辿り着く。
私たちと彼らの共生の歴史を知っておくことも大事です。
この営みは、人類誕生の時から変わっていません。
そもそも人類の進化の起源を辿れば、深海に生まれた古細菌にたどり着きます。
人類の祖先は古細菌であり、細菌たちの力を支えに高等動物へと進化したのです。
<約40億年前>地球上に生命誕生
・・・宇宙から強力な放射線や紫外線降り注ぐ中、深海に発生した古細菌。
(あらゆる生物の祖先)
<約20億年前>多細胞生物の誕生
・・・酸素を処理できる好気性細菌を自分の中に取り込むことができる細胞
(「ミトコンドリア」の起源)
※エネルギーを効率よく生成し、爆発的な進化を遂げる
=細胞内に遺伝子を納めた核をつくり、遺伝子情報をもとに細胞の分裂を繰り返す。
<10億年前>海の中で腸だけで生きる腔腸動物の発生
・・・腸内にたくさんの細菌が棲みつきました。
消化吸収を助けられ、宿主からエサをもらう共生関係が生まれ、
腸内細菌が深く関与します。
(宿主の消化活動、ビタミン類の合成、外から侵入する敵を排除、
健康増進する物質生成、腸に溜まった不要物や有害物質の排泄)
腸の働きは、腸内細菌を得たことで、大きく軽減され、
生物の進化に注ぎ込まれ、 新たな臓器が腸から分化する原動力にとなったのです。 

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