コラム

  • 2023.10.01

Hakkousha便り 2023年10月号

鱗雲が流れる秋空の頃、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
季節の変わり目。お腹の中に棲む微生物さんと共に、くれぐれもご自愛くださいますように。

<抗酸化成分は野菜の中にある>
私たちは体内で活性酸素を過剰に発生させやすい時代に生きています。
電化製品から発せられる電磁波、消臭剤や除菌剤、洗剤、柔軟剤などに含まれる化学物質、
ダイオキシンや農薬、殺虫剤などの環境汚染物質はみな、活性酸素を発生させる原因となります。
さらに過剰な心理的・身体的ストレスも活性酸素の発生源となります。
過剰な活性酸素は腸内フローラにもダメージを与え、細胞数を大きく減らしてしまいます。
多くの病気や症状を活性酸素が引き起こすのは、細胞や体内組織を酸化して変質させてしまうためです。
そのために心がけたいのは、食事から抗酸化物質を積極的に摂ることです。
抗酸化物質(香り、苦み、辛み、色み)は、植物の中に豊富に含まれます。
それらの成分を「フィトケミカル」といいます。
フィトケミカルの種類は数千〜数万もあると推定され、種類によって薬効は個性があります。
そうした個性は同じ色みの植物性食品に共通して見られます。
ですから、野菜や果物、豆類、全粒穀物、ナッツなど同じ色みにかたよることなく
植物性食品を彩り豊かに食べることが理想です。
さらに大事なのは、旬や盛りの野菜を食べることです。
太陽光をたっぷり浴びた露路栽培の野菜はフィトケミカルの含有量も多くなります。
そして「発酵の素」は、
お腹を腐敗(酸化)から守るために、気軽に食していただける忙しい現代人の味方になります。
ストレスなく、美味しく上手に摂り入れていきましょう。

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