コラム

Hakkousha便り 2019年10月号

☆人の命は腸内細菌との共同作業で守られている
人体が独立して行える生命活動は極めて少なく、腸内細菌を含め、
身体各所に寄生する細菌叢とのネットワークに依存しているところが大きい。
例えば、食物の消化と排泄を担うのは腸ですが、腸が全てを行えるのではなく、
腸に入ってきた食物を、体が適正に吸収できるように最小粒子への分解を支えているのが腸内細菌です。
消化の仕組みは、初めから腸内細菌ありきで組み立てられています。
排泄物を大きくするのも腸内細菌の働きです。
ウンコの固形部分の大半は腸内細菌でできています。
ウンコの60%は水分。20%が腸内細菌とその死骸。15%は腸粘膜細胞の死骸です。
また、免疫機能も腸内細菌との共同作業によって成り立っています。
腸内フローラの状態が悪化すると、様々な病気が起こってきます。
(風邪、食中毒、がん、動脈硬化、認知症、アレルギー、潰瘍性大腸炎)

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