2025.03.01 - Hakkousha便り
Hakkousha便り 2025年3月号

見え隠れする春の兆しに心躍る今日この頃。
まだまだ冷える日が続きます。
体調など崩されませんよう暖かくして、お身体大切にお過ごしくださいね。
【共生の法則 大切なことはすべて腸内細菌が教えてくれた】光岡知足
<第1章 腸内細菌が教えてくれること>
『悪いものをはねのける力をつけるには』
環境とヒトとの関わりについて、腸内細菌の話と重ね合わせながら考えてみることにしましょう。
腸内に悪玉菌が存在しているように、人間の社会にも悪い人は必ずいて、
時に暴れ出すことで様々なトラブルが生じます。
たとえば、腸との関わりでいえば、外部から侵入してくる病原菌やウィルスなどに感染して、
ひどい病気になることがあります。
こうした感染症になるべくかかりたくないと誰しも思うものですが、その一方で、
感染してもすべての人が発症するわけではないという現実もあります。
その違いはどこにあるのでしょうか?
体を害する菌やウィルスを排除するのは、免疫の働きによるものです。
免疫の仕組みはとても複雑ですが、わかりやすく言えば」、
異物と接することで抵抗力がつき、強くなる一面もあるわけです。
より良く生きていくためには、悪いものを避けるだけではなく、はねのけられるくらいの強さも必要なのです。
「発酵の素」は、お腹に棲む微生物のバランスを自然に整える腸内環境の場つくりを得意としております。
発酵型の土づくりを育んで参りましょう。
※「排除せずに、競争せずに、しなやかに強く」
腸内細菌に生涯を賭けた研究者光岡知足氏が語る人生を発酵させる生き方の哲学を月に一回、お届けしています。